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HAWAIIAN QUILT?
見出し:HAWAIIAN QUILT?

目次

ハワイアンキルトの歴史
ハワイアンキルトの作り方
ハワイアンキルトを習うには…
キルトの生活


ハワイアンキルトの歴史

ハワイアンキルトの歴史を調べてみました。
これからも調べ続け、新しく分かったら更新して行こうと思います。

ハワイアンキルトは1800年代始めに誕生したと言われています。ジェームス・クック船長が1778年にハワイ島を発見して以来、多くの探検家や、商人、宣教師達が訪れ,新しい文化が広まったのです。
そうした中、宣教師の妻達によって、アメリカンパッチワークの技法が伝えられたのです。大きな布を小さく切り、それをまた縫い合わせるという技法はハワイアンにとって、ナンセンスと思われたのでしょうか、大きな布をたっぷりと使ってモチーフを切り、それをアップリケしてキルティングするというハワイアンキルトの原型ができたのです。当時のキルトは王国や自然信仰の象徴的役割であったため王族紋章や精霊が宿る植物がモチーフとなっていました。

その後一般庶民間で作られるようになると、ハワイの美しい自然や植物をモチーフとして、伸びやかにデザインされたハワイ独特の色鮮やかなキルトがうまれました。
そしてまた、木陰に干してあった白いシーツに大きな木が模様になって揺れ動いていたのがヒントとなり、今日のハワイアンキルトが誕生したという説もあります。

ハワイアンキルトには柄物の布は使わず一つのモチーフを強い1色で白色の上に浮き彫りにし、キルティングには水の輪のように外に広がる曲線で立体感を出すエコーラインキルトといわれる手法が特徴です。この手法をハワイ語では「フムラオ」というそうです。


ハワイアンキルトの作り方

ハワイアンキルト教室の最初の作品であるコースターの作り方です。

*はワンポイント・アドヴァイスになってます。


作り方1 1. ベース生地(白)の上に中心を合わせてパターンを置きマチ針で止めてからしつけをかける。

*しつけをかける時、縫い目を計算に入れてかける。



2. パターンの端を少しずつ(2~3mm)内側に折込ながら、たてまつりで縫い付ける。

*たてまつりは細かい方がきれいに仕上がる。


作り方3 3. 2の下にキルト芯、裏生地をセットしてずれないようにしつけをかける。

*このときのしつけは十字と円でOK



作り方4 4. パターンにそって落としキルトをする。

*落としキルトとはモチーフのギリギリを縫う。縫い幅は表が1~2ミリがいい。その際なるべく幅を均等に揃えること。



5. パターンの内側の花びらの形に沿ったキルトラインをチャコで引く。その上をキルトする。

作り方6
6. パターンの外がわにも花びらの形に沿ったキルトラインをチャコで引き、キルトする。

7. まわりをきれいに切りそろえる。

作り方8 8. 最後にパイピング。バイアス生地を縁に自然に沿うようにマチ針をうち、並縫いをする。一周終わったら、バイアス生地を裏生地の方にまわして折り込んで縦まつりをする。

*バイアスを伸ばさないように気をつけること。バイアスの最初と最後は表に出ないように縫いこむ…。


完成!!

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ハワイアンキルトを習うには…

私がハワイアンキルトと出会ったは一冊の雑誌。ハワイのホテルの紹介で部屋中がキルト1色の部屋だったのです。そのコメントで始めてハワイアンキルトという単語を知ったのです。
その頃はまだ知っている人も少なく…というより誰も知らなくて、方々手を伸ばしてお教室を探したもののやはり行き当たったのは御殿場にある…。という情報のみ。その頃は茅ヶ崎に住んでいたので通えません。
それからも探しつづけ、また巡り合ったのが一冊の本。サーフィンの雑誌に載っていたのです。しかも鵠沼海岸だったのです。早速お店に行って見るとキルトであふれる店内。先生もとっても優しそうでその場で申し込みました。
それから今までずーっと通っています。今は世田谷に越しましたが、まだ通っています。通いつづけられたのは私の先生のお蔭です。本当におおらかに教えてくださるのです。無謀ともいえるチャレンジ作品も作らせてくれるのです。「上手い・下手」ではなくどんどん作る…。そんな風に進ませてくれたのです。

今では私も教える立場となりました。
自由に、そして楽しく「キルトを好きになる」という事を教えて行きたいと思ってます。

ハワイアンキルトを習うにはまさに出会いの連続だったのです。


みなさんもハワイアンキルトを作ってみませんか?
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キルトの生活

私のモットーとして欲しいと思ったら、まず作れないか?と考えます。そして作ってきたものが生活の一部となったキルトです。鍋つかみ、玄関マット、トイレカバー…。去年の9月に引っ越しをして欲しいと思ったもの達です。
今はベットカバーを制作中。ゆえに朝起きた時から暇をみつけては針を持っている毎日です。

生活の一部になれるキルトは一生続けて行きたいと思います。

私の作ったキルトをご紹介します。
⇒使えるキルトへ


不明な点がございましたら、お気軽にcocomami.com@gmail.comまたはTEL050-3786-0801、FAX03-6279-9932までご連絡ください。